現況有姿・現状有姿とは | 株式会社キーボは全国の不動産を対象として買取り・売買仲介を実施中です

query_builder 2022/11/08
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🟤現況有姿・現状有姿とは🟤

不動産取引でトラブルに発展する危険性が特に高いものが、「現況有姿」という言葉です。

不動産売買をご経験された方や、現在不動産売却や購入をお考えの方は、一度は目にされたことのある言葉ではないでしょうか。

不動産売買契約書の条文にも「物件の引き渡しは現況有姿による」という文言が使用されておりますが、中古物件の取引においては次のように解釈されております。


~中古物件における現況有姿(現状有姿)~
✔️.対象となる不動産に経過年数に応じた小さい傷、汚れが存在していても、特に修繕など売主側で「手を加える」ことなく、「あるがままの姿」で引き渡しを行う

✔️.契約締結後、引き渡しのまでの間で、対象となる不動産の状況に変動が生じたとしても、売主の立場としては引き渡し時の「あるがままの姿」で引き渡しを行う


「あるがままの姿」で引き渡しを受けた買主が、「契約時に約束した内容と違う」という理由で売主に目的物件の補修などを求めるのが、次回以降の本ブログで解説を予定しております「契約不適合責任」となります。

「現況有姿(現状有姿)」という言葉の持つ危険性は、当事者だけでなく不動産業者によっても認識に曖昧な点があり、思い込みや認識のズレから、後日、トラブルに発展する可能性があります。


現況有姿(現状有姿)の取引で、よく当事者間の認識のズレが生じる内容として、売主自身が設置した設備類や備付家具、一戸建ての場合で多いのが庭木、庭石などが挙げられます。建物内に設置された設備類や趣のある庭木、庭石が買主が購入を決意した要因の一部になったというケースも少なくありません。

中古物件の現況有姿売買では、「引き渡し時の状態」を細部まで確認し、把握しておくことが重要です。


👉見落としがちな確認ポイント
①.備付家具・エアコン・照明器具・ウオシュレットなど
②.庭木・庭石・ガーデニング用品・物置・郵便受け


不動産売却、購入をお考えの方の少しでもご参考になれば幸いです。

株式会社キーボは、物件種別問わず不動産買取・売買仲介を行っております。

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