【後悔しない家選び】不動産購入で気を付けるポイント7選〜夢のマイホームが悪夢にならないために〜 | ベテランの不動産会社としてこれまで練馬で承ってきた主な不動産売却案件について解説

こんにちは、不動産探しで何度も内見しているうちに“物件を見る目”が肥えてきた気がする皆さん、そして「この物件、運命かも…」とドキドキしてるそこのあなた！

人生でそう何度も経験しない“大きな買い物”である不動産購入。夢のマイホームが、住んでみたら「地獄だった…」なんてことにならないように、今回はちょっと真面目に、でも面白く、不動産購入で気を付けたいポイントを解説していきます！

1. 「立地」は変えられない、間取りは変えられる

まず大前提。不動産において最大の要素、それは立地です。

間取りはリノベでなんとかなります。でも、家の場所はあとから動かせません（当たり前）。

駅から遠い、スーパーがない、夜道が暗すぎる…。そんな不便さは、日常にボディブローのように効いてきます。

現地には昼と夜、平日と週末の両方で行ってみましょう。夜に行って「え、ここゾンビ映画の舞台？」なんてこともあります。

2. 内見は“目で見る”だけじゃなく“五感”を使え！

内見のとき、床や壁の色にテンション上がってませんか？それ、内装マジックです。

大事なのは臭い・音・空気の流れなど、五感でチェックすること。

・隣の家の生活音が丸聞こえ

・妙にカビ臭い（＝換気悪い or 雨漏り）

・風が抜けない＝夏が地獄

これらは現地に行かないとわかりません。スマホをしまって、自分のセンサーをONにしてください。

3. 「周辺住民ガチャ」は避けられない？

家は選べても隣人は選べません。

騒音問題、無断駐車、ゴミ出しのマナー…。これらでストレスMAXになる例、少なくありません。

できれば時間をずらして何度か周囲を歩いてみることをオススメします。

公園にたむろする集団や、怒鳴り声が聞こえるお宅があれば、注意信号です。

4. 日当たりは「東南向き」だけが正義じゃない

不動産広告で「南向きの明るいリビング」とか見ますが、実は方角より“周辺の建物”が重要。

たとえば南向きでも、目の前に3階建てのアパートが建っていたら、太陽の光はあまり入ってきません。逆に東向きでも、抜けた空間があるなら朝日が気持ちよく入ってくることも。

内見時は時間帯も大切。午前・午後で光の入り方がどう変わるか見ておきましょう。

5. 「住宅ローン通った＝余裕で払える」ではない

住宅ローン、意外と簡単に通ります。でもそれ、“通った”だけで、“払える”わけじゃありません。

固定資産税、修繕費、火災保険…。毎月の支払いだけじゃなく、“突発的な出費”も込みでシミュレーションしましょう。

将来お子さんが生まれる、車を買う、転職する可能性…。未来の自分にも優しいローンにしてあげてください。

6. 「予算ギリギリ物件」に手を出すと、家具が買えない

物件価格に全ツッパして「予算ピッタリ！完璧！」と喜ぶ人、ちょっと待って。

・引越し代

・エアコン

・カーテン

・照明

・家具家電一式

これらの**“後からかかるお金”**、侮れません。しかも意外と楽しくて、あれこれ欲しくなります（笑）

本体価格+100万円くらいは余裕を持っておくのが◎。

7. ハウスメーカー・不動産屋さんとは“友達になれ”

最後に、これけっこう大事です。

営業マン＝売る人というイメージですが、いい人に当たれば家選びのパートナーになります。押し売りしてこないか？都合の悪いこともちゃんと言ってくれるか？ など、人柄も見ておきましょう。

合わないと思ったら、無理せずチェンジ。信頼関係のないまま家を買うのは…怖いです！

終わりに：マイホームは「買ってからが本番」

どんなに完璧な物件でも、実際に住んでみなきゃわからないことだらけです。

でも、事前に気を付けておくだけで「買って後悔」の確率はグッと下がる。

焦らず、慎重に、でもワクワクしながら、自分たちの暮らしにぴったりな家を見つけてくださいね！