建物の基礎と地盤について① | 種類 工事 費用 | 株式会社キーボは全国で不動産買取・売買仲介を行っております
本日は、建物を支える基礎についてご説明させていただきます。
基礎は建物と地盤をつなぎ、重さや加えられる力を均等に地盤に伝える土台となる部分です。
まさに「縁の下の力持ち」です。
そして建物の基礎を支えるのが土地の地盤です。
土地にも固くてしっかりとした良好な地盤もあれば、粘土状で柔らかく荷重に弱い軟弱な地盤もあります。
建物の荷重に耐えられない軟弱な地盤であれば、建物が傾いたり不揃いに沈み込む不同沈下の原因となります。
<3種類の工法>
➊.線で支える布基礎
布基礎は安定した良好な地盤で使用される工法です。建物の外壁や間仕切り壁の下に逆T字の鉄筋コンクリートを連続して設置し、間に防水シートを敷き詰め、約5cm厚でコンクリートを施します。
コンクリートが薄い為、地面からの湿気に弱く、シロアリ被害を受けやすいという特徴があります。
❷.面で支えるベタ基礎
ベタ基礎は、軟弱地盤で使用される工法で、床下全面に約15cm厚の鉄筋コンクリートを施します。
布基礎と比較し、面全体で建物を支える工法であるため、耐震性に優れ、湿気やシロアリ被害にも効果的です。
しかし、コンクリートの使用料が増えるため、布基礎と比較するとコストが高額となります。
❸.固い地盤まで杭を打つ杭基礎
杭基礎は、布基礎やベタ基礎のように浅い地盤で建物を支えられない場合に、支持層と呼ばれる強くて固い地盤まで杭を打ち込んで建物基礎を支える工法です。
ベタ基礎と同様に軟弱地盤の場合や地盤の強度に比べ重量のある大型建築物を建てる場合に使用されます。
次回以降のブログで「地盤改良」についてご説明させていただければと思います。
また、建物構造や耐震基準については以下でもご説明しておりますので、併せてご覧いただけますと幸いです。
株式会社キーボは東京都練馬区に事務所を構えておりますが、全国の不動産を対象に不動産買取・売買仲介を行っておりますので、不動産に関することならどんなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
よろしくお願いいたします。
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小峠
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