建築基準法上の道路③ | 2項道路 セットバック 側溝 | 株式会社キーボは全国で不動産買取を行っております | 無料買取査定をご利用ください
先日の本ブログで「建築基準法上の道路の種類」・「位置指定道路(42条1項5号)の注意点」をご説明させていただきましたが、本日は「2項道路(42条2項)」の注意点をご説明させていただきます。
~2項道路(42条2項)の注意点~
道路幅員が4m未満の場合のセットバック(道路後退)に関しては、2022/2/14付の本ブログでご説明させていただきましたが、調査の際に最も問題となるのはセットバックの基準となる中心線の取り方です。
道路中心線が確定している場合は問題ありませんが、2項道路の場合は境界標が無いことも珍しくありません。
担当窓口で【現況の道路中心線からの後退で良いか】を確認のうえ、取得した地積測量図をもとに、現況幅員、敷地奥行の計測等を行い、中心線を特定していくことが重要となります。
<具体例> 🔶現況幅員が地積測量図の幅員とほぼ同じ →道路後退していない可能性が高い 🔷現況幅員が地積測量図の幅員より大きい →対象地または向かい側が後退済み |
※また現地で側溝が確認された場合、必ず役所で側溝の取り扱いに関して確認するようにしましょう。
具体的には「側溝を道路に含むのか」という点です。
特に側溝幅の大きいU字溝の場合は【水路】とみなされる場合がございますので注意が必要です。
仮に前面道路が建築基準法上の道路の場合でも、側溝が水路としての扱いとなると道路幅員の計測は勿論、道路に水路が含まれている状態であれば、接道義務を満たしていないという判断になる危険性もございますので要注意です。
以上です。
次回以降の本ブログでは、「接道義務を満たしていない時の救済措置」をご説明させていただければと思います。
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